絶対勝てないババ抜き

我が家では家族トランプをよくする。小学2年生の次男はババ抜きが大好きだ。大好きだが、絶対に勝てない。

ババ抜きは相手の心理を読む、シンプルだがなかなか深いゲームだ。
次男はまだまだ相手の心理は読めない。

隣の私に小声で「おかーさん、今お父さんにババいったよ、ウシシ」と耳打ちした直後に私のカードからババを引いてしまい、「ああっ。」っと皆にバレバレの声をあげる。

私と長男は早々に抜け、最後に残ったお父さんと2人、ビリをかけて戦うのだが、「おすすめ。

」と差し出すカードがババだけ異様に飛び出している。
まあ、ここまではお父さんもやるが、お父さんの場合は裏を読んで飛び出しているのがババとは限らない。

次男のまだまだ発展途中の頭でも何とか考え、おすすめでないのを引くが、ババを引いてしまう。
次に次男が考えたのは、おすすめ以外は、力技で押さえて引かせない。この技はカードが折れるので、お父さんから注意される。

やっとそのうち「お父さんはババじゃないやつをわざとおすすめにしてる。」と気づく。

そうして自分もやってみるのだが、〝ババを早く引かせたい〟という気持ちが前に出過ぎて裏をかいたせっかくの〝敢えてババじゃないカードを飛び出させた〟にもかかわらず
お父さんが「どーれーにー」と選んでいるうちにババをにじにじとにじり上がらせてしまう。結局勝てない。

毎回毎回「なぜ学ばない」と思いながら、「面白いからまあいいか」と思ってしまう。